Online exhibition “Together Through Painting”

2021. 05

I’m participating in @londonpaintclub online exhibition “Together Through Painting”.

“TOGETHER THROUGH PAINTING”
18 May – 6 June 2021
>> Exhibition URL
>> Artist Page

London Paint Club is proud to present the 3rd edition of our international Open Call. LPC continues with its vision of connecting painters from all around the world on a single, global platform. Together Through Painting celebrates the intergenerational and transnational aptitude of a medium that creates a new form of dialogue between the artists, previously unconnected. Defying geopolitical borders, and merging interior and exterior worlds, emotions and thoughts, these selected paintings serve as a source of great inspiration and consolation for all of us. The strength of this online community is therefore once again proving necessary as we continue to face challenges in our everyday lives.

The online catalog is also available.
Please check it out as well.
>> Catalog URL

estate

2021. 03

展覧会名: estate
会期: 2021/3/20(土・祝) – 4/24(土)
時間: 金・土・日曜日のみ 11:00 ~ 18:00 【4/11(日)、4/18(日)は休廊】
開催地: ZEIT-FOTO kunitachi 東京都国立市中2-22-33

 

ZEIT-FOTO kunitachiでは、アーティストの山脇絋資をキュレーターとして迎え、山脇紘資、鈴木秀尚、奥天昌樹、Kentaro Takahashi、山﨑萌子の5人による『estate』展を開催いたします。

山脇紘資はまだ武蔵野美術大学在学中の2010年にツァイト・フォトで個展を開催し、また上海や東京での企画展を通じて一時代を共に歩んできました。2018年には香取慎吾らと共にグループ展『NAKAMA de ART』を開催、同年6月に公開された犬堂一心監督作品『猫は抱くもの』では美術の監修や指導を行い、また企業のアートディレクションやCMも手がけるなど、表現の枠にとらわれず意欲的に活動を続けています。

今回の展示では山脇のキュレーションにより、同世代の4人のアーティストとともに展示をします。故・石原悦郎の私邸であった空間を自由に使った各々の表現をお楽しみいただけますと幸いです。

 

▼ステートメント

ZEIT-FOTO kunitachiを運営するZEIT-FOTO SALONは、私、山脇紘資がアーティストデビューするきっかけとなったギャラリーです。

創設者で今は亡き石原悦郎氏にはたくさんの愛情と知恵をいただきました。彼はとても豪快かつクレバーであり同時に愛と気品に溢れる方で、彼の周りに集う人々、それによって形成されたコミュニティには素晴らしい独特な共通言語と一定の規律がありました。ZEIT-FOTO SALONは当時の私にとってギャラリーというより、ある種の自由国家のような存在でした。現在、ZEIT-FOTO kunitachiという名のもと、閑静な住宅街にひっそりと佇む彼の “邸宅=estate” はその象徴のように思えます。

アートとはバトンリレーのようなもので、作品はアーティストがグレートジャーニーに挑むための一隻の船です。そして私は石原氏の邸宅で敬愛する作家仲間と共に約1ヶ月の航海に出ます。作家としてだけではなく、本展でキュレーションも務めた私のわがままに皆が手を差し伸べ、参加してくれたのです。

ネットに溢れる画像からモチーフを選定し、再び絵画として再構築することで記憶や存在のあり方を再定義する鈴木秀尚。

原始的な線を追求し、人間の中にある無意識に絵画を通して触れようとする奥天昌樹。

ミュージシャンやモデルなどのアーティストフォトも手がけ、人の本質を自己のフィルターとフィルムのノイズを通して暴き出すKentaro Takahashi。

和紙に人やランドスケープなどのモチーフを表出させ、心地よい違和感と作家の手垢を内包させることで、写真のあり方に一石を投じる山﨑萌子。

鑑賞する絵画ではなく、絵画が鑑賞者を見つめる作品を制作し、モチーフとなる瞳の中に鑑賞者との関係性を増幅させ繋ぎ止めようとする山脇紘資。

きっと全員が船頭といった感じで、各々で舵をとり、各々の見たい景色を見に行く。そんな展覧会になると思っているし、それこそが本展の狙いでもあります。

2021年2月 山脇紘資